人間本来の保湿機能
11月 24th, 2012私たちの遠い先祖が海から上がってきたときから保湿は必要になったわけですけど、
それが進化の過程でより役立つものに洗練されたようです。
たとえ乾燥肌に悩む人であっても、
その身体にはすばらしい保湿機能が備わっているわけですね。
ここではそれを概観してみましょう。
最も外側にあるのが皮脂です。
皮脂は過剰でも困るのですがなくなっても困るわけです。
スキンケアのためには皮脂ケアも大事ということになるでしょう。
次に角質層がありますが、ここには保湿成分として有名なセラミドが存在します。
セラミドは細胞と細胞の間を満たしているのですけど、
そういうものを角質細胞間脂質といいます。
隙間を埋めて、かつ水分をしっかりキープしてくれるありがたい物質です。
角質細胞間脂質としてセラミドのほかに、
ステアリン酸コレステロールやコレステロールエステルもあります。
それから、天然保湿因子NMFが角質細胞内やその周りに存在します。
これはアミノ酸や尿素から構成されている物質です。
尿素配合の保湿クリームなんてありますよね。
さらに内部、真皮に目を移しますと、
ここには肌のはりを保つために最重要の物質であるコラーゲンがあります。
それからそのコラーゲンを組み合わせて支えているのがエラスチンです。
さらに、真皮の細胞の周りを埋めるようにヒアルロン酸が存在します。
真皮は美肌成分で満たされているということですね。
ただしこれ、年齢とともに減っていってしまいます・・・。
こうしてみると、私たちの肌には生まれつき、
保湿のための機能が幾重にも備わっていることが分かりますね。
それぞれの本来の力を発揮させるようにスキンケアを考えていくのは
とても大事なことと思われます。